ヤホートピックスはもう少し話題選びなさいよ。トップにまで載っちゃって。
歌って踊るのがアイドルだとすると歌のウェイトが低そうなのが多い気がする - SKiCCO REPORT
ついこなんだこんな↑こと書いたばかりだというのに。
Yahoo!ニュース - 女性アイドルに“歌唱力”は必要か否か?~平成アイドルに“王道”は存在しない!? (オリコン)
歌唱力があるに越したことはないが、総合力やコンセプトで勝負する時代となった現在では、あっと驚く“飛び道具”を持ち合わせたアイドルの方が、現在の飽和状態の中で、確かな爪痕を残せる可能性がある。
バカ相手に金巻き上げるだけならそれでいいかもな。
松田聖子も小泉今日子も当時は“アイドル=歌が下手”って十把ひとからげに言われてたし、さらに言うなら浅田美代子、天地真理の時代から、歌が下手なのにカワイコチャンだからってちやほやしてバカジャネーノ的な批判はあったでしょうよ。
最近は薬師丸ひろ子さんまで歌が上手い人枠になってて軽く驚く。まあ薬師丸ひろ子さんは角川女優枠だったのでアイドルってもアイドル女優の枠組みで見られていたかも。だって紳士同盟ですよ。なんてね。
しまいにゃラ・ムーのヴォーカリスト菊池桃子さんまで歌上手い人枠になっちゃったりしててさすがにぉぃぉぃとか思わざるを得ません。
こうして振り返ると、“歌唱力”の定義すら時代で変わってるんじゃないのなんて思ったり。
もはや語るのもバカバカしいですが、技術と魅力は全く尺度の違う話なんですよ。
だって考えてもみてください。
例えば、クリス・インペリテリが世界最速のギタリストだったとして、じゃあリッチー・ブラックモアやイングヴェイ・マルムスティーンがインペリテリより下とかそういう話にならないでしょ。
“歌が上手な若い女性”ってだけだったら、全国のスクールに何人もいるはずです。でもアイドルの、ひいてはヴォーカリストの魅力は歌唱力に比例するわけではないですから。
だからといって歌唱力が不要と言うのはそれこそバカジャネーノですよ。歌唱力はあったほうが表現の幅は広がるに決まってます。しかしそれだけで語れないところがアイドルの面白いところなんです。
それを、歌唱力は必要か否かなどと二元論に落としこむとはスジが悪すぎる。
以前こんな話もしましたね。
「日本のアイドルのレベルが低いと言われるのは日本人の大半がアイドルに高スキルを望まないから」なのか - SKiCCO REPORT
歌やダンスのスキルが高い“から”これはアイドルではない、みたいな呼ばれ方をされるのは、非っ常〜にめんどくさいなあと思ってます。
また、アイドルだからヘタクソでもいいみたいな考えも甚だ不愉快です。アイドルだからヘタクソでもいい、のではなく、ヘタクソゆえの趣きや味わいを伝えることができるのがアイドルという表現形態なだけであり、ただのヘタクソはただのヘタクソです。
歌上手かったりするとすぐ「アイドルとは思えない」「アイドルの枠を超えた」とか言い出すじゃないですかメディアの方々は。最近のアイドル枠超え過ぎだろ。てか枠超えたらもうアイドルじゃねーじゃん的な。
あと直接関係ないですが、オリコンさん全く同じ記事でURL2つ使うのやめてほしい。
女性アイドルに“歌唱力”は必要か否か?~平成アイドルに“王道”は存在しない!? | ORICON STYLE
女性アイドルに“歌唱力”は必要か否か?~平成アイドルに“王道”は存在しない!? | ORICON STYLE