SKiCCO REPORT

アイドル・ガールズエンタテインメントについて書いていきます。ご連絡は mail at skicco.net までお願いします。

AKB48とももクロのヒットを予言した私が次にヒットするアイドルを発表しよう

私の事を知ってる人なら耳にしたことがあるかもしれないが、私は05年に劇団型アイドルというのを提唱したことがある。散発的にイヴェントやライヴをやるのではなく、ハコ固定セットリスト(演目)固定で稽古きっちりやって転換も鮮やかで、ちゃんとしたものをちゃんと見せるという形式。それはAKB48という形で実現しているのはみなさんご存知のとおり。
また、やはり05年にAAA見て“これからはアイドルもアクロバットとラップだ!”と言ってたのだが、これもまたももいろクローバーによって現実となった。私の事を知ってる人なら耳にしたことがあるかもしれない。
だが両方共ネットなりなんなりに残しておかなかった。
ああ実に残念だ!残してあれば今頃ドヤ顔できたというのに!!


というわけで今度はこうして残しておこうと思う。
そう、AKB48ももクロの次にクるアイドルだ。
本来ならばアイディア料くらいは欲しいところだが私は権利厨ではないのでここに公にすることにするので決して裁判起こしたりしない。クリエイティブ・コモンズで言うところの「表示(CC BY)」なのでギョーカイ人諸氏は安心して私の考えを採用してもらって結構だ。


次にヒットするアイドル、キーワードはずばり「アンプラグド」だ。
アンプラグドアイドル。すなわち、マイクを使わずに歌うアイドルだ。
あたかもストリートミュージシャンのように、あちこちでパフォーマンスを披露して、現場でCDやグッズの売上を上げていく。
マイクを使わないのでオケを使うのは非常に難しい。アカペラでのコーラスグループやボイスパーカッションなどになるか、ストンプやタップを取り入れるか、あるいはアコギやカホンのような楽器で伴奏するか、空手バカボンみたいにシンプルなテクノをバックトラックにするか。まあ色々やり方はあるだろう。音楽については音楽に詳しい人があれこれ書いてくれるだろう。アイドルなら何をやってもいいというのがアイドルの強みなのだから。
何?めんどくさい?売れるアイドルってのはめんどくさいんだよ!
それでも、オケを作らなくてよいしPAもいらないので、場所を選ばずどこでもパフォーマンスができるという利点はある。初期投資を軽くしたいアイドルプロジェクトにはもってこいだ。
もちろん一度に楽しめるお客さんの人数は限られてくるだろう。だがなんでもかんでもデジタル化して流通してしまうご時世だからこそ、生パフォーマンスの価値が見直されてもおかしくない。


思えば05年頃に私が劇団型アイドルを提唱したのは、当時のアイドルシーンがあまりにインスタントでやっつけでやる気ない連中が多かったからだ。だからこそAKB48は当時のアイドルシーンに熱狂的に受け入れられた。アイドルごっこのカラオケにみんなうんざりしてたのだ。
だが時代はめぐり、皮肉なことにAKB48のブレイクが、安直でお手軽な上っ面だけのアイドルごっこの呼び水になってしまった。まあいつの時代もブームとはそうしたものだが。
そんな今、アンプラグドアイドルこそが望まれているのではないだろうか。
早い者勝ちである。


まあ何年後に売れるかはわからないが。