SKiCCO REPORT

アイドル・ガールズエンタテインメントについて書いていきます。ご連絡は mail at skicco.net までお願いします。

本家で書こうかと思ったけど、はてながらまりなんでこっちで

本家を読んでくれている人はご存知かもしれませんが、俺は「ハロプロ」と「それ以外」を分けることをあまり好みません。「地下」とか「プレ」とか「地方」とか呼ばれる分け方も自分の中ではしていません。俺の基準は、自分が楽しいかどうかとか、そのアイドルちゃんがステキかどうかとか、そういうところです。
で、ですね。
今回のネタ元はこれ。ハロプロ楽曲大賞はネット向き

ハロプロ作品ってのは、インターネットで遊ぶのに最も適しているってことですなぁ。

というのが趣旨かと思いますが、文章まとめると数が多いからすごいという話で終わりそうなんですがいかがでしょう。もちろん、それだけ大勢の人に愛されていること自体は素敵だと思います。が、それは、その他(のアイドル等)への優位性の証明にはならないし、「ハロープロジェクト(以下ハロプロ)関連の作品とハロプロ楽曲大賞という企画。どちらもすごい」ことの証明にもならんと思うのですが、これはいったいどういうことでしょう。

正確にはプロダクションを意識させるプロダクションというのがない。例えばホリプロ所属のタレントかどうかなんて、多くの人は意識してないですよね。吉本興業ですらあやふやだと思います。アイドルの場合は特に、小さなプロダクションや事務所に所属してるコも多いですしね。

楽曲の話をするなら、レコ社だとかプロデュースワーク(枠とかけているんだよ!笑)でわけるのが自然なんじゃないかと。昔だったらソニーのお家芸〜とかビクター伝統の〜なんてニュアンスもあったような。80年代だったらコロンビアも「ああ、コロンビアだな」ってのがあったような。ワーナーでもフォーライフでもそういうのがあったように感じてました。
今は今でエイベックスだとか、アミューズだとか、スペクラだとか、あるいはテレビ朝日ミュージックだとか(笑)、レイズインだとか(笑)あとスィートスター!分けたければいくらでもありますわな。そういう考察は趣味としては好きですよ。それを金科玉条にしようとは思わないですけど。

ハロプロ以外のアイドル作品の一等賞を決める企画ももちろんあるんですよ(→ゴールデンアイドルポップス大賞)。ところが今度は「ほとんどの作品を網羅して体験している人が少ない」っていう壁にぶちあたっちゃうんですね。やっぱりノミネートされている候補作品の半分くらいは体験してもらって、その上で選考したい(してもらいたい)じゃないですか。

そのおかげで、自分の知らない曲が上位に来ていて興味持ったりとかもできたんで新鮮だった。
あと、ハロプロ楽曲大賞見てまっさきに思い出したのがSKiのカウントダウンだったことも書いておこう。

で、そこへトモコさんからのツッコミ

ハロプロの人はジャニーズのことを、そしてそれ以外のアイドルのことを知らなさすぎるんじゃないかしら。ハロプロだけが特別と思いすぎている。

ああ、結論が出てしまっている(笑)。なぜかというのは、思うところがあるので機会をあらためて。

でも、ハロプロハロプロからはじまった! と思う歴史が多すぎるよ……あんたたち、それ勘違いだから。

アイドルファンと呼ばれる人種は一度絶滅してるので継承する人たちがいなかったという部分はあるんですよね。もちろんホントに絶滅したわけじゃないけど。俺とか、ここ読んでるアナタとか(笑)。

個人的にずっと似たようなことを書いてきたけれど、男と女の違いなんだろうか。

それだけは違うと思ったのです。だって旧世紀からの生き残りはやっぱ男ばっかだし。そしていわゆる「ハロプロだけの文化」をささえているのはファンの女子率の高さだと思うんで。現場行ってビックリした。ありえねえよあの女子率の高さ。

まあ時代が違うといえばそれまでですが。

あと、この話に微妙につながるかもしれないので書いておくと"本当の"現場へ行くとやっぱりヤローばっかで、その点はハロプロも旧世紀とあんまかわんないんでホッとしてます。きっと彼らもあと十年もしたら熟成されるんじゃないかと思ったり。というのは、こないだ行ったベリエのコンサートで感じた。そりゃノリはもちろんハロプロだけど、客の空気というかグルーヴ(?)が、まさしく俺がよく知るアイドルのコンサートのソレだった。考えてみりゃ、ラブマから数えてももう6年くらいたってるんだよなあと気がついた。

ああ、全然まとまらなかった・・・。