SKiCCO REPORT

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アイドルが「売れたい!」って言ってるのがなんか気になる

先に行っておきますけど、批判とかしたいわけじゃないですからね。私が気になるから気になる、と言ってるだけで。


いえね、アイドルさん(たち)が時々「売れたいんです!」みたいな発言をしてるのを耳にしたり目にしたりすると、なんかもやもやしちゃうんですよ。
もちろん上昇志向結構です。夢や目標を明確にすることも非常に大切なことです。
でも、彼女(ら)はどうなったら「売れた!」って納得するんでしょうか。そこらへんがなんとなくわからないんですよね。何を目指してるのかわからないっていうか。
売れる、とはなんなんでしょうね。


CD出してるアイドル(グループ)なら、CDが売れれば、売れた、なんでしょうか。じゃあAKB48は売れてるんでしょうか。もちろんCDは売れてるんでしょうけど。でも、一人ひとりのメンバーは自分が売れてるって実感あるんでしょうか。Mステに出たら売れたんでしょうか。出れないAKB48のメンバーはどうなんでしょうか。


ライヴにたくさんの人が来たら売れた、なんでしょうか。武道館がソールドアウトになったら売れたなんでしょうか。チケットは売れたんでしょうけど。昨今はいろんなアイドルさんが武道館やってますけど、彼女らは“売れた”んでしょうか。あるいは横アリやSSAが埋まったら売れたんでしょうか。


テレビや雑誌やCMにたくさん出たら売れたんでしょうか。でもそれって事務所とか代理店のパワーでどうにかなっちゃいそうですよね。ネットで言われてるいわゆるゴリ押し的な。何年かに一人くらいは、なんだか知らないけど急にメディアに出まくる新人さんとかいるじゃないですか。あれはこれから売っていこう、ってことだから、売りだされてるなあ〜とは思いますけど、売れたと言えるんでしょうか。


◯◯さんみたいな女優になりたい!とか、たくさんの人に自分の歌を届けたい!とかだったら、目標としてわかりやすいんですけど、ただ「売れたい!」って言われると、何を目指してるのかよくわからないんですよ。彼女らの中では明確になってるかもしれないし、それならそれでいいんですが。


以前、とあるアイドルが「私、上を目指してるんです!」って言ってたから、上ってどこ?って訊いたら黙っちゃって、悪いことしたなあと思ってます。
まあ若いうちの夢は大きいほうがいいですよね。年食っちゃうと夢見れなくなりますから。


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