SKiCCO REPORT

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JK21 公開生放送 押上WALLOP(ワロップ) (18:30-) 


スマートフォン専用のストリーミング番組を楽しめる「WALLOP(ワロップ)」がサービスを開始しました。いろいろなアイドルも番組を持ってますが、この日はJK21が公開放送を実施したので行ってきました。


放送は2階のスタジオに隣接したスペースで、ガラス越しにメンバーの姿が見えます。参加メンバーは、あかりん(竹内星)、じょーじ(城島ゆかり)、ももな(新垣桃菜)、きゅうりな(田中梨奈)の4名。
現地には音声を出す施設がないので、お客さんは各自スマートフォンで番組を視聴しなければならないのですが、今日はトラブルなのか、誰もスマートフォンでの番組視聴ができませんでした。しかしお客さんは適応能力の高さを発揮して独自にエンジョイしていました。お客さんに音声が聞こえてないと気づいたメンバーも機転をきかせて会場とコミュニケーションをとっていました。あかりんのひょうきんな表情が会場を和ませていました。
番組終了後にはWALLOPのスタッフがお詫びに出てきてました。メンバーもお詫びしてましたが、メンバーは何も悪くないので恐縮してしまいました。むしろ、せっかく大阪から来たのに番組が送信されずにかわいそうだなあと感じました。WALLOPは外部からの生放送もできるとのことですが、今後はどうなるのでしょうか。

ラジオ等の公開録音(公開生放送)と言ってお客さんを呼ぶ場合、かつてはオープンスペースで賑やかに行われるものでした。最近はこうしたガラス越しの“金魚鉢公録”のほうが主流になってしまって寂しいなという想いをあらためて強くしました。ブロードバンド初期のインターネット番組では、ネットカフェでの公開番組も複数ありましたが、目と鼻の先にいるアイドルとの交流がチャットのみで、本人ではなくPCの画面に集中せざるを得ないという状況があったことも思い出しました。今回にかぎらず、目の前にいる人の声が聞こえない、こっちの声が届かない(体)というのは、なにかちぐはぐなことをやっている不自然さを覚えます。

WALLOPはまだはじまったばかりのサービスですので、こうした過去の事例と同じ轍を踏まないように願っています。