SKiCCO REPORT

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東京女子流 「東京女子流 1st JAPAN TOUR 2011 〜鼓動の秘密〜」 渋谷クラブクアトロ(18:30-)

直前まで仕事の都合がどうなるかわからなかったので当券狙いだったけどギリギリで入れた。時間的にもギリギリというか入ったらもう1曲目始まってた。
後ろのほうから見たら女子流ちゃんが「キラリ☆」をあの衣装(超初期のアー写!というかようするにPVの衣装)で歌っててすげービビった。
俺の東京女子流のイメージはやっぱり最初に見たあのアー写とかキラリ☆のPVとかがすごい残ってて、でもそれは、俺がその頃は新潟にいたってこともあって、ネットの向こうの、平面な、ただの情報で、あまりに理想郷的なイメージに実在感がわかなかったりもしてた。でも今そこにいるんだよ!東京女子流は実在した!
前半はずっとその衣装で、アルバムの曲も混ぜながら進行。初めて聴くアルバム曲はどれもこれもエモーショナルでモダンででも今までやってきたような東京女子流ライクなイメージを壊さなくて本当にシビれた。間違いなくアルバム買うとか思った。いやそもそもアルバム店着が5/2なので「予習」してライヴに来る手もあったんだけど、初聴きをライヴにしたかったってのもあるし、アルバム引っさげてツアーやってすばらしいステージやってアルバム買わせるってスタイルは古典的ではあるけれどすごくかっこいいと思った。ステージ構成とかも、場所こそキャパ800のライヴハウスだけど、俺が若い頃に見てたような1,000人2,000人規模のホールコンサートのようなスケール感すらあって、それはやっぱり女子流ちゃんの力なのだろうなと思う。
今までやってきたカヴァー曲はメドレー形式でまとめてあって、これはいいまとめと思った。
途中でVTRコーナーあったけど、スクリーンが柱で隠れててほぼ見えなかった。
後半は水玉ワンピースの衣装で。以前似たようなの着てた気がする。それがすげえかわいかったので見れて良かった。間奏で照明消して懐中電灯?振り回してる曲とかかっこよかった。
アンコールはTシャツ姿で2曲プラス、最後に「土方さんと松井さん」が出てきてギターとキーボードの生演奏で「きっと忘れない、、、」。松井さんは松井寛だと想像はついたけど、土方さんは女子流の曲でギター担当してる土方隆行って方らしい。軽く検索したけどそのスジでは相当有名な模様。


すごく楽しかったし素晴らしかったし、今後のシーンは東京女子流抜きでは語れないと充分感じるいいライヴだった。
けどあえて注文を付けるなら、VTR挟んで前半が流れも勢いも良かったのに、後半はやや演出過剰かなという気はした。まあビデオ収録とかがあったせいかもしれないけど。
あと最後辺りのMCでメンバーが1年前デビューして1年振り返ってっていうトークで、みんながハンを推したようにアジア目指すアジア目指すって言ってて、なんかどうしても“大人に言わされてる感”が出てしまって、そういうことするのはせめてマスコミの前だけにしてほしいとは思った。
さらにそもそも論で言うと、クアトロは柱ジャマなんでもうやらないでほしい、泣。ホールでやってください!切実!