インフルもコロナもまだまだ流行ってるが、特典会で使用されているコロナシールド(アクリル板・ビニールシート)は感染症対策としては全く無意味だからやめて欲しい。
メジャー現場では今でもコロナシールドが使われてて、SNSに流れてくるツイチェキなどで見かけるとため息が出る。コロナが「なんだかわからないが怖いもの」だった頃の名残で、惰性で、思考停止で、今でも使われている。
すでに様々な検証が行わている。
大半の研究者は、仕切りは極めて限定的な状況でしか役に立たないと口をそろえる。例えば、床から天井まで届くアクリル板で客席と遮断されたバスの運転席がそれに当たる。こうすれば、運転手は乗客の呼気をあまり吸い込まなくてすむだろう。ガラスの壁で仕切られたアメリカの銀行の窓口係や、同様にガラスの向こう側にいる病院の事務員も、少なくとも部分的にはウイルスから守られているといえそうだ。
学校やオフィスにアクリル板を設置したときの影響を確定するにはさらなる研究が必要だが、取材したエアロゾル専門家の全員が「机のアクリル板が感染防止に役立つ可能性は低く、部屋の正常な換気を妨げる可能性が高い」という見解で一致した。条件によっては、アクリル板のせいでウイルスの粒子が部屋に蓄積することにもなりかねないという。
エアロゾルの専門家は、学校や職場は仕切りではなく、効果の実証された対策に集中すべきだと話す。ワクチン接種可能な学生や従業員に接種を奨励したり、換気を改善したり、必要に応じてHEPAフィルターによる高性能な空気清浄機を導入したり、マスクの着用を義務付けたりする、ということだ。
大切なのは換気とマスクだという。そう、客にマスクを付けさせればいいのだ。なお、マスクは他人にうつさないためにするものだがアイドル側がマスクをする必要はない。アイドルがマスクをしなければいけないとしたら、そんな健康状態で特典会に出させるほうが問題だ。
なんなら、握手会でも手袋をする必要もないという。
"「手の消毒は逆効果」「ビニールカーテンは無意味」...日本人が知らない「新型コロナは空気感染」という事実"
「『新型コロナは空気感染』ということを理解していれば、手を消毒しても感染を防止する効果はありませんし、そもそも一般的にウイルスは皮膚から感染しません。というのは、皮膚の一番外側にある角質層には強力なバリア機能があるからです。
ウイルスがこのバリアを破って体内に侵入するには、皮膚についた傷から物理的に突破しなければいけませんが、新型コロナのような呼吸器系ウイルスなら、その場合でも直接感染することはあり得ません。むしろ、この観点で過剰な手洗いやアルコール消毒は、皮膚のバリア機能を自ら破壊しているともいえます。効果どころか害しかなりません」
ウイルスのついた手で目や口などに接触するのは感染経路となりうるが、皮膚と皮膚の接触では感染しないという。その意味では手指消毒に意味がないわけではないのだろうが、握手会で手袋をする必要はない。
だいたい、メジャーじゃない現場(言いにくいが)ではとっくの昔にコロナシールドは廃止されてコロナ前と同様の特典会が行われている。それでクラスターが起こったケースなど耳にしない。そのことひとつとっても、メジャー現場でだけコロナシールドが使われる理由にはならない。
それに、メジャー現場でも“お見送り会”ではコロナシールドは使われてない。なのになぜチェキ会だけ使うのだ。おかしいではないか。すでにメジャー現場は自己矛盾している。はっきり言ってコロナシールドを今でも使ってる運営はバカなんじゃないかと思う。
念のために言うが、感染症対策が不要だと言ってるわけではない。やるなら有効な対策でなくてはならないということである。それは客のマスク装着を必須とすることや、会場の換気といった策だ。役に立たないコロナシールドをいつまでもアリバイ的に使うことではない。