雑誌の掲載やタイアップ獲得などを賭けてSHOWROOMやLINELIVEなどで実施されるいわゆる課金レース(雑誌買わせるのもある)。
ファンは自分の応援するアイドルに1位になってほしい、入賞して“ご褒美”を獲得してほしいと金をつぎ込むわけで、そういうファン心理を狙ってこの手の課金レースは行われている。
しかし、レースに勝とうが負けようが注ぎ込まれてた金は、オーディション主催者とかSHOWROOM、LINELIVEといったプラットフォーマーのものになってしまう。
アイドル(運営)にしてみれば、本来であれば自分たちに使われるはずの金がオーディション主催者やプラットフォーマーに使われていることになる。
レースに勝ったところで、そのベネフィットは一瞬である。ファンの財布は疲弊し、アイドル(運営)は、ファンがつぎ込んだ金を得ることはできない。レースに負ければなおさらである。出るだけ損。
これがアイドルか?エンターテインメントなのか?
課金レースのプラットフォーマーはアイドル文化に何かしらの恩恵をもたらすものなのか?
アイドルに関わる全ての人、特にギョーカイ人と呼ばれる人たちには、深く再考をお願いしたいところである。
そして、アイドルファンの財布も無限ではないということも付け加えておきたい。
俺は貧乏底辺だからやっかみだと思って聞いてもらっていいけど、課金レースは悪。元はといえばSHOWROOMだし、さらに言うとAKBの総選挙だし、さらに言うと〇〇枚チケット・CDが売れないと解散・売れたらデビューとかいうアサヤン商法も悪。
— わんこ☆そば (@skicco) July 21, 2020
課金レースさあ、結局儲かるのはオーディション運営やプラットフォーム(SHOWROOMやLINELIVE)で、アイドル(運営)は本来なら自分たちに使ってもらえるはずだった金をオーディション運営に取られてるんだよな。その1点だけでも参加する意味に疑問符がつくんだが。
— わんこ☆そば (@skicco) July 21, 2020
<参考>
テン年代は、アイドルがファンをお金でランク付けし公表する時代になった - SKiCCO REPORT
https://skicco.hateblo.jp/entry/2019/10/01/000000