SKiCCO REPORT

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radikoと放送免許

日経トレンディネットで、radikoの全国配信とラジオ放送免許について取り上げられています。


やっと始まったradikoの全国配信と“ラジオ放送免許の見えない壁” 日経トレンディネット

故郷の放送が聞ける! 素晴らしい!……と思う前に、「おかしい」と思わなくてはいけない。ネットラジオはネットがつながっていればどこでも聴けるもののはずだ。その証拠に、海外のラジオ局のネットラジオは簡単に聴くことができる。

我々は、規制というものがあまりに強固で、あたかも天地の真理(天地真理ではない)かのように錯覚する時があります。それは単に法律がそうなっているから、というだけではなく、風習だとか慣行だとかというものが複雑に絡み合ってあたかも呪いのように社会に蔓延しているからでしょう。
だから、インターネット経由のラジオが都道府県で聴取を規制されるとか言うアホみたいな状態になっているのです。
そしてラジオについては、おそらくは関係各位の尽力によって、有料ながらも真っ当な手段で大手を振って全国の放送局が聴ける状態がほぼ実現したということです。
テレビについては相変わらずアホみたいな状態が続いています。これを変える千載一遇の機会だった地デジ化も、結局何ら変わらないどころか一部の地域では受信できる放送局が減るとかいう改悪とともに実施されてしまいました。
もちろん何もかも規制をなくせということが言いたいわけではありません。歴史の中で必要だったから規制が生まれたのでしょう。
ですが、時代や環境が変わったら、法律も慣習も、これそもそもなんのためにあるんだっけ?と、“当たり前”を疑ってみることも、必要なのではないでしょうか。


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