SKiCCO REPORT

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アップアップガールズ(仮)、Dorothy Little Happy(ドロシーリトルハッピー)、LinQ、東京女子流、他 「@JAM the FIELD アイドルコレクション vol.2」 渋谷AX(15:30-)

ドロシー不足だったところに天啓が来たので行ってきました。


アップアップガールズ(仮)は2番手で登場。正直1曲しら知らないし、メンバーの顔と名前も全員一致するわけじゃない、その程度の興味しかなかったのですが、そんな私ですらステージに惹きつけられました。「アッパーカット!」や新曲「UPPER ROCK」や「マーブルヒーロー」、バリバリでアゲアゲな曲を連発する一方、ステージは精緻かつダイナミックに展開され、ようするに「なんだかわからないけどすげえ!」状態でした。AXの大きなステージを存分に使ってるあたりは、さすがハロプロ虎の穴出身とか思いました。大きなステージを完全に支配してました。最後に歌った「サイリウム」はイイキョク感あふれるイイキョクですね。あと自己紹介で佐保明梨さんが正拳突きで板割るとかやりだしたのも突飛で面白かったです。


ドロシーは4番目に登場。どうやら新衣装らしい。秋の粧いといったところでしょうか。髪飾りも素敵です。曲は、パワフルな「ソウル17」からスタート。そして久々に聴く「Winter blossom 〜冬の桜〜」で涙腺が緩んだところ、新曲「風よはやく」が本当に心に染みる素晴らしい曲で、マジ泣きしそうになりました。続く「HAPPY DAYS!」では本当にハッピーでいっぱいな感じだし、「ナミダよりもずっと速く」は青春感というか等身大のドロシーな感じがして、それはそれとしてるーちゃん(秋元瑠海)が元気に煽ってる姿がほほえましかったです。最後はドロシーと言えば「デモサヨナラ」。ロックなところも、泣けるところも、元気なところも、もちろんハッピーなところも、全部ドロシーで、そしてアイドルだなあと思いました。ちょっと前に流行った映画のコピー風に言えば「日本よ、これがアイドルだ!」というステージでした。


LinQは後半に登場。公式ブログによれば今日のメンバーは、上原あさみ一ノ瀬みく高木悠未瑞稀もえ城崎はるな桜愛美坂井朝香杉本ゆさ舞川あや姫崎愛未。自己紹介をあえてしないという思い切りの良さ(笑)。まあ冷静に考えるとこの環境で自己紹介しても初見の人は覚えられないですしね。興味ない客はロビーで休んでるし。まあ個人的には遠くから見てたこともあって、二人くらい顔と名前が一致しなかったりしたので、やるやらないで言えばやって欲しかったとは思いますが。曲は「とんこつこつ」「for you」「Shining Star」「祭りの夜〜君を好きになった日〜」など。それにしてもLinQのステージは、なんというかまるごと楽しいです。正直LinQは若いコかわいいコばかりのグループではないです。にもかかわらず、という言い方が適切かどうかわかりませんが、ひとつのステージを見終えた後の楽しさが格別です。歌や踊りも特別にレベルが高いというわけでもないでしょう。それでも、ほぼ毎回違うメンバー構成でひとつのステージを作り上げてそれががっつり楽しいってのは素晴らしいと思います。あと、「とんこつこつ」での煽りといい、「祭りの夜〜」の水噴射といい、もはやゆうみん(高木悠未さん)はゆうみんという生き物ではないかという気がします。ちょっとTOSHIを思い出しました。あとはあーたん(坂井朝香)が相変わらずあーたんでした。


トリは東京女子流。「Bad Flower」PVの黒衣装で登場。まずはスタンドマイクで「ヒマワリと星屑」もはや懐かしいですね。ここで自己紹介。わざわざ“今日はじめて東京女子流を知るという方もいると思うので”的なことを言って、とってつけたようなキャッチフレーズを使うこともなく、丁寧に名前を言って挨拶をしてました。今日のイヴェントに金払って来てる人が女子流の存在すら知らないとかまずありえないし、そういう人がいたとしたらもう帰ってる可能性が極めて高いのに、あたかもショッピングセンターのイヴェントのように折り目正しい自己紹介をするあたり、女子流らしいなあと思いました。LinQとどっちが良い悪いではなく、これもグループカラーだなあと感じました。手のひらは揺れるヒマワリはスタンドマイクと一緒に片付けて、いよいよ「Bad Flower」これがもうなんちゅうか本中華、PVの世界が再現され過ぎてて、目の前の現実と虚構の区別がつかなくなるかと思いました。アップアップガールズ(仮)とはまた別の意味で、ステージを完全に支配してました。全てのアイドルファンは「Bad Flower」を見ずに死ぬ事なかれとか言いたくなります。続く「LolitA☆Strawberry in summer」では、あの衣装でどうやっておなかめくるのかと思ったらしませんでした(笑)。そしてやはり女子流と言えばテン年代のアイドルアンセム「おんなじキモチ」と新井ひとみさんの“いきますよ〜”がかわいい「W.M.A.D」で終了。
女子流はなんかもう格が違ってて、この手のイヴェに出るのは今年が最後かもとか考えました。


最後は出演者勢揃いし、客をバックに記念撮影してイヴェントは終了しました。

Twitter / at_jam: 最後の集合写真はコチラ!!#at_jam http: ...