SKiCCO REPORT

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制服向上委員会 「第444回制服の日 SKi生誕20周年記念 全曲ライヴVol.1〜“制服向上委員会デビュー〜1994”」 初台TheDOORS(17:00-)

昔の曲やるっぽいので行ってみた。と言っても、なんせSKiのことだから半信半疑というか、またズッコケオチ用意してるのかなとか思いつつ。
会場に入ると、ステージには初期のエンブレム入り巨大フラッグが飾られてた。懐かしい。


最初は、オケの出だしでトラブルありつつ「時代はサーカスの象にのって」から。これ全然初期じゃねえじゃんとか思ったけど、これはオープニングってことらしい。
自己紹介では、各メンバーのお気に入りベスト5を。「渚に消えた初恋」が人気あったような。期待の超大型新人早高千茶ちゃんの1位はうちまたブギーでした。俺も好きだよ!ってか出てきてくれてほっとした。辞めないで続けて欲しい。
SKi1,200曲あるレパートリーのうち、あーにゃん(宮野愛沙)は100曲くらい覚えてて、今アルバム「No!Make」を聴いてるところらしい。カトリーヌ(香取優花)は出たことあるのが250曲とかもっと多いとか。


最初は、橋本美香さんのギターと、小川杏奈、香取優花、清水花梨、斎藤美輝で、ハットレインとしてやってた「Stand By Me」や「All My Loving」「戦争を知らない子供たち」「愛を君だけに」「夏の日々」それぞれエピソードを交えながら。ってか、完全にメンバー生まれる前の曲なのに、最初期のバーニーズニューヨーク時代の話とかお客さんみんなうなづいて聞いててマジびびった。やべえ俺とか古い客とか思ってたけどにわかじゃん。そらそうだよな。中野サンプラザ田村千秋からビラもらってエミナース行くようになった2期新規だわ。

ギターのコーナー終わってオケで。
大きな古時計」早高千茶と森朱里も参加。
「旅愁」、「SKiが結成されるきっかけになった女子高校生制服図鑑挿入歌」という説明にウケる客席。
「野ばら」「SING」「トップオブザワールド」と続く。
「かなわぬ恋」(香取優花)菜々ちゃん元気かなあ。
「好きでも嫌いな恋物語」(宮野愛沙)「工業哀歌バレーボーイズ挿入歌」という説明にウケる客席。
「元気を出して」(小川杏奈)。吉成圭子さんが唯一自分からカヴァーしたいって言った曲だとか。その吉成さんから最近事務所に連絡があって、クルクル・ハンカチーフの横浜キャンペーンを吉成さんのお母さんが偶然見かけて、吉成さんに「SKiまだ続いてるんだよ」って言ってたとかって話など。笑いにつつまれる場内。
「アイアイ」(藤宮れいか・清水花梨)
「恋の行方」(斎藤美輝・香取優花)吉成さん用に使ったけど吉成さん歌いたくないって言ってミッシェルの曲になったんだとか。イントロ等のダンスパートをカトリーヌが。
「ここにおいでよ」(清水花梨)曲中の小芝居をはじめて取り入れた曲だとか。いじめっこ約を香取優花と斎藤美輝で、いじめられっ子役を森朱里で。最後のサビで清水花梨ちゃんが森朱里ちゃんの肩を抱いて歌ってる姿は、本来この曲というか初期SKiが具現化しようとしてた理想感が出てる気がして趣あった。
「みんな元気」(香取優花)アウトロのダンスが印象的。当時この曲聴きまくってたし、これを歌ってた吉田未来好きだったんだけど、それを今好きなカトリーヌが歌ってるの観てちょっと時空超えた感あった。まあカトリーヌ生まれる前の話だけど。
「なかよし」(小川杏奈、宮野愛沙)アウトロのステップに感涙するレベル。
「恋は数学」(宮野愛沙)ほぼ全員でバックダンサーやってたんだけど、ほんと動きがキレイで、ああいうバレエ系?みたいなの最近あんまりどこでも見ない気がする。
「わかるといいね」たぶん香取優花と斎藤美輝だったと思うけど自信ない。


5曲連続での全体曲。最初に曲名言うたびに会場どよめくレベル。すなわちアンセム。
「制服宣言」メインは小川杏奈。やっぱこれだよなあ。サビで好きなメンバーと一緒に腕上げる客とかタイムスリップ感ある。
「旧青春ラプソティ」メインは藤宮れいか。早高千茶と森朱里も後ろでロボットダンス。かけ声ファイト一発も顕在。
「信じられない」俺が歳くって声が出ない、泣。
「ダイエット号に乗って」れっつご〜ポンポンた〜い、は、藤宮れいか、宮野愛沙、白石結菜。ヴォーカルが清水花梨、小川杏奈、斎藤美輝、香取優花。ちょうどあーにゃんがセンターになる状態だったんだけど、ダンス好きっていうだけあってポンポン振ってる姿がまばゆい。
「清く正しく美しく」メインは小川杏奈。AKB48(オリメン20人)が「Dear my teacher」を披露するまでこれにまさる美しいフォーメーションは長らく無かったってくらいの曲。7人だとさすがにボリューム感欲しいと思うけど、それでも当時のテイストは失われいない。むしろ20年後にこれを披露できることが偉業。


最後は、美香さんも加わって、みんなで「恋のインビテーション」。違和感あるんで美香さんも制服着てください、笑。


アンコールは、「恋・青春・少女」と「クルクル・ハンカチーフ」。
シメで各メンバー一言ずつと好きなことわざ。あーにゃんは「能ある鷹は爪を隠す」、期待の超大型新人早高千茶ちゃんは「笑う門には福来る」。


ひとことで言うと楽しかった。今アイドルグループたくさんあるけど、ちゃんとハモリやユニゾンをキレイに聴かせてくれるところってあんまりない気がする。ギター一本でやってる曲とかは特にそう思った。歌にせよフォーメーションにせよ、技術的には高度ではないのかもしれないけど、ひとつひとつが丁寧な印象がある。
カトリーヌの笑顔に癒される。いつも活き活きとしてるし、表情が豊かでつい目がいってしまう。曲中もそうだけど、MCのときはリアクションが大きくて見てて楽しい。
あーにゃんは、「なかよし」「恋は数学」といった、昔の曲との相性が良すぎて感動する。「好きでも嫌いな恋物語」は、伝統的な半径50センチの振り付けなんだけど、サビでクイって動くあたりがもはや国宝級。


あと、客席から「イイキョク!」「このフォーメーションは!」って声かかりまくってて、逆輸入感あった、笑。まあSKiはだいたいイイキョクだし。このフォーメーションはって曲名先に言ってるじゃねえか、笑。


ってかどうやらホントに全曲やるらしい。確かに単純計算なら月100曲やれば1年で1,200曲できるけど、汗。