SKiCCO REPORT

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どんなステキな特撮ヒロインも作品がパッっとしないと魅力が半減

最近もうすっかり特撮(というかニチアサ)のヒロインはアイドルの登竜門的な存在になった。ぱっと思いつくだけでも、逢沢りな森田涼花小池里奈とそうそうたる顔ぶれた。
今オンエア中の「海賊戦隊ゴーカイジャー」に出演している小池唯は実にハマリ役で、まだ始まったばかりなのにもうアイム役は小池唯意外考えられない。もともと小池唯自身が存在を疑うレベルでフォトジェニックなのだが、その魅力がまさに遺憾なく発揮されていてテレビの前であまりの美しさにため息が出る。
一方、同じくゴーカイジャーに出ている市道真央。正直申し上げてゴーカイジャーで知ったのだが、これまた実に活き活きとした活躍をしている。特に、先日オンエアされた市道真央メイン回は、まあメイン回だから当然とはいえ、役柄としても市道真央の演技や表情も実に印象的で、メイドコス(?)ばかりに注目が集まるのが逆にもったいないくらいだった。市道真央はほんといい表情する。
ゴーカイジャーは基本お祭り作品なのでストーリーなどあってなきがごとし、と観る前は想像してたが、はじまってみたらなかなか面白く、それぞれのキャラクターも実に魅力的に描かれており、すなわち彼女たちが魅力的に見えることでもある、と思う。
というのも、特撮ヒロインになれば誰でも脚光を浴びる、わけではないからだ。その意味では小池唯市道真央も作品というか役に恵まれた、と言えるかもしれない。
一方、去年のゴセイジャーは正直作品としてパッとしなかった。だからさとう里香にわみきほもあんまり作中の印象が無い。さっき名前出した逢沢りなも、逢沢りな自身はもうめまいがするほど妖艶で、文字通り本能でリブログするので意識がすっとぶくらいなのだが、ゴーオンジャー出てた頃の印象が全く無い。確か逢沢りな出るっていうからはりきって1話から見てたはずなのだが。
あるいはガオレンジャー竹内実生みたいに、作品の盛り上がりとは裏腹に作中で冷遇されるとかいうケースもある。これは竹内実生がどうこうって言うより作品自体が“お母さん向け”に強くシフトしてたので、女性キャラを重要視しなかったと推察される。その意味では作品に恵まれなかった、と言えるかもしれない。
まあ何が言いたいかっていうと、せっかく出ても作品しょっぱいとどうしょうもないですねってことと、ゴーカイジャー毎週楽しみですってことです。