SKiCCO REPORT

アイドル・ガールズエンタテインメントについて書いていきます。ご連絡は mail at skicco.net までお願いします。

昔の人は言いました「アイドルが自分に何をしてくれるかではなく、自分がアイドルに何をできるか考えよう」

震災の影響で、アイドルちゃんのブログやツイッターなどについて、当面の更新停止を表明してるケースがある。

それに対して、人前に立つ立場なんだからきちんと更新しろという意見がある。
今沈黙するときではない。 - そっと軍団のそっと見守るブログ - 楽天ブログ(Blog)

ただこんなときこそ、メッセージを発し続けるのが人前に立つ仕事を選ぶ人の「使命」です。 震災後5日経ってスポーツ選手や芸能人が続々とメッセージを発し続けてるのに対し、いつも応援してるメンバーからメッセージが発せられないのはあまりにも寂しい。
確かに私は被災してるわけじゃないのであーだこーだ言う資格はないですが、全国が意気消沈してる今だからこそステージマンとして言葉を発することに意味がある。

立派なご意見だ。
実際意見を表明したりしてるアイドルちゃんもいる。それは実にすばらしい。彼女らの活動は震災に疲れた人たちに元気を与えるだろう。
だが、それはファンが求めたり、まして「プロなんだからちゃんとやれ!」などと強要すべきものではない。
アイドルちゃんはアイドルである前に、生身の女の子なのだ。過去最大級の災害で大人だって平常心保つだけでも一苦労な状態だってのに、年端のいかぬ女の子に「仕事なんだからブログ更新しろ!」などと非難するのは、大人の、ましてアイドルファンのやることではない。
もちろん過度の「自粛」は何も生まないので、できるならイヴェントも更新もやったほうがいい。けどやらない、できないからといって非難されることはないし、してはいけない。
このような有事の際はスタッフが「メンバー全員無事です」など最低限の情報をきちんと発信してればそれでよい。
我々がすべきは、アイドルちゃんを励ましたり、活動を再開したときに笑顔で会いにいくことであり、アイドルに文句言ったり避難することではない。
こんなときこそ、アイドルが自分に何をしてくれるかではなく、自分がアイドルに何をできるか考えるのがファンではなかろうか。