http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=MMITbf000026092007
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2007/09/26/16991.html
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0709/26/news098.html
またしても、この道はいつか来た道、な感じ。
「違法とするのは違法コピーと知りながらダウンロードした場合に限ることを明記」っても、そもそも違法サイトが「うちは違法です。うちからダウンロードしたら犯罪ですがそれでもよければどうぞ」って表示するわけ無いじゃん。
そのうえ、「過剰な規制となることを避けるため罰則規定を設けない」んじゃ、なんのために「無許諾コンテンツのダウンロードは違法」化するの?というか、はじめに「無許諾コンテンツのダウンロードは違法」化ありきで、それを現実に対応すべく(苦笑)さまざまな例外規定をあとから付けたし付けたしでやっていく様は、PSE法を思い出した。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0707/17/news088.html
あとこれ、
日本芸能実演家団体協議会の椎名和夫・常任理事は「違法コンテンツのダウンロードを私的利用とすれば、権利者への録音録画補償金を適用すべき範囲も大きく広げねばならない」として、ダウンロードを違法とする方が現実的だと主張した。
ちょっと前にあった、補償金vsDRMの話でも出てきたけど、DRMガチガチになったらどうやったって利便性は落ちる。それで誰が損をするかと言うのは、よりにもよって善良な正規の料金を払っている(コンテンツに金を払う価値があると思っている)ユーザーなんだよ。だってそうじゃないやつは、たいがいのDRMはぶっこぬいてくるじゃん。だったら、DRMだってタダじゃないんだから、そんなんだったら、「録音録画補償金を適用すべき範囲も大きく広げ」ても、DRM無しにしたほうが、みんなが幸せになれると思うんだがなあ。というか、どうせぶっこぬかれる運命のDRMより「録音録画補償金を適用すべき範囲も大きく広げ」るほうが‘現実的’だと思うのだが。
みんながみんなYoutubeからぶっこぬいてiPodやPSPで動画見てるわけじゃない、実際には「ツタヤで借りてきたCDがiPodに入らない!CCCD?何それ?ムキー!」って人だっていまだにたくさんいるんだから。