SKiCCO REPORT

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アイドルオタクは常に時代の最先端かもしれないという話


ネットサーフィン(死語)していたら、この時代で数少ない撮可現場であるフェアリーズのイヴェント会場では、最先端の機材を使っているという話を目にしました。客が。4Kとか。


ファースト・アルバム Fairies の予約イベントの抽選会前です。
光の果てに + Run With U
4K録って出し。
sony AX100 + sony ECM-XYST1M(マイク) + raynox HD-7062PRO (ワイコン)

  1. 1.7EV(上げ過ぎ) , シャッター速度 1/100

それ以外はオートです。


私は機材の方は疎いもので、実際に現場に行ってもどれが最先端の機材かわからないのが残念です。ただ私の経験からすると、アイドルオタクは常に時代を先取りしてきたようなあという感じはします。


私がアイドルオタクになりたてだった'80年代後半、私はまだ新潟にいましたが、当時の現場派オタクは無線が必須でした。まだ携帯電話がほとんど普及してない時代でしたので、新潟に来たアイドルを文字通り駅から追っかけて行く時に、仲間と情報交換するために日常的に使用していました。そういう人種ですから当然携帯電話の“導入”も早かったです。
パソコンがまだ普及する前、しかもその中でさらに限られて人しか使ってなかった(使うことのできなかった)パソコン通信で、アイドルの出るチャット番組というのがありました。現場派の人は当時まだ高価だったノーパソ持ってチャットが行われている会場近くのグレ電(ISDN接続が可能なグレーの公衆電話)からチャットに参加し、そのまま出待ちしてたとかいう話もあったり。
デジタルカメラが出始めの頃、初代サイバーショットをアイドルとの交流イヴェントに持っていったところアイドルちゃんから大人気で(デジタルカメラの存在そのものが珍しかった時代)、アイドルちゃんに取り上げられた挙句戻ってきたらメモリ一杯にアイドルちゃんが勝手に撮った写真が満載で、その持ち主は嬉しい悲鳴(?)だったとか。
インターネットの黎明期とも言える'90年代に、SKi(制服向上委員会)のファンがホームページや掲示板を作りまくってたら、海外からはSKiが日本で一番人気のあるアイドルに見えたらしく、海外マスコミがSKiの取材に来たなんて事もあったそうです。


インターネットとブロードバンドが普及してハイテクがコモディティ化してからは、こうした現象はあまり無いような気がしてましたが、フェアリーズの動画事情を見てちょっと思い出しました。
てか、4Kで録ってる方はやはり自宅にすでに4K環境があるんでしょうねえ……。