さすがに新年も三日になるとお正月感消えつつありますが、2014年注目のアイドル的な話題があちこちにちょいちょいでていますね。
14年注目アイドル：エビ中ら“妹分”の台頭なるか！？ ソロの時代の到来も… - MANTANWEB（まんたんウェブ）
まだまだ加熱するアイドルブーム！今年の動向を分析＆注目のグループは？ - エンタメ - ニュース - クランクイン！
最注目は全裸アイドル！？ 2014年にブレイクするアイドルグループを大予想 | ダ・ヴィンチ電子ナビ
それにしても、すでにさいたまスーパーアリーナでやった私立恵比寿中学、代々木第一体育館でやった乃木坂46といったアイドルをネクストブレイク枠にするのはいささか無理があるというか、わざわざ専門家様に訊くまでもなく誰が見てもそうじゃんと思わないでもないですが。
メディアにどれだけ出てるかとかが指標というなら、それはファンの数とかじゃなくて業界力学で決まるものだから語る意味もないし、その事自体ももう“一般ファン”の知るとこになってますからねえ30年前から。
言いかえれば、テレビや雑誌にそれほど出てるとは言えないような、チームしゃちほこ、BABYMETAL、9nineとかが武道館まで辿り着けるということは、それだけファンの側も大手メディアに依存しないようになってきてるのかもしれません（他のものに依存してんじゃねって話はまた日を改めて）。武道館公演なんて'90年代はCoCoとTPDしかできなかったわけですから、隔世の感がします。
気がつきゃミレニアムベイビーも中学生になっています。人間、中学生の時に出会ったコンテンツが最も印象に残るといいますが、彼らはテレビの黄金期を知らないどころか、芸能界なんて嘘っぱちだと最初から知っています。ギョーカイのエライ人が決めた流行なんて易易と見抜くでしょう。
ひょっとしたら今年は、“テレビ芸能界村”崩壊のきっかけの年になるかもしれません。というか今年こそそうなるように願ってます。
ギョーカイの一握りの権力者ではなく、ファンの気持ちが支えるアイドル界になりますように。
