SKiCCO REPORT

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アイドル界最後の希望!スマ学定例公演「スマイル学園のガッツリ歌いまSHOW!! vol.5」に行ってきました


3月31日の16時から荏原文化センター大ホールにて開催された「スマイル学園のガッツリ歌いまSHOW!! vol.5」に行ってきました。
出演メンバーは以下のとおり。
03/31(日)スマイル学園のガッツリ歌いまSHOW!! vol.5|スマイル学園オフィシャルブログ「スマイル学園日誌」Powered by Ameba

クラスS(会田りか、内田美衣、今井花凜、北村真珠、小西ねね、中原芽生、永島穂乃果、西脇留菜、羽矢有佐)
クラスM(井咲碧海、岡崎苺、木沢瑠那、田谷菜々子、水野あおい、向井静)

ライヴハウスで汗だくで暴れ大声を張り上げることのみが盛り上がりとされる昨今、ホールコンサートで着席のまま楽しめるコンサートを行うスマイル学園は、あらためてアイドルがアイドルであるがゆえの素晴らしさや趣きを伝えてくれます。
1曲目「星空のプレゼント」からスタート。元はネイチャJr.のカヴァーですが、大人数を存分に活かしたフォーメーションや振付けが新しい趣きを与え、しっかり2013年のスマイル学園の曲になってました。

自己紹介のお題は、春休みに行きたいところ。靴を買いに行きたい、駄菓子を買いに行きたい、スタバというほのぼのした答えから、お寺やナスカの地上絵、海外の地名もとびかってました。

今回のコンサートでは、4月に発売される1stアルバムの曲をすべて披露ということで、新曲はもちろん、ファンにはおなじみの「Twinkle Star」「All My Friends」なども歌われてました。「All My Friends」はこの人数で鶴翼の陣になるあたりは、他のステージでは見られれない迫力です。

ユニットカヴァーのコーナーでは、「EQUALロマンス」(Priere)、「陽春のパッセージ」(田中陽子)、「SIX COLORS BOY」(雛形あきこ)、「抱きしめて」(チェキッ娘)、「彼氏募集中」(ぱふゅ〜むa.k.a.Perfume)などの曲を、それぞれのステージアレンジで謳ってました。「Believe」(Folder5)の時には音響のトラブルがありましたが、それでも歌いきりました。小西ねねのピアノ伴奏による「M」(プリンセス プリンセス)と新曲の「素顔」も披露されました。

おそらくホールに備え付けなのでしょうが、グランドピアノが使われ、メンバーの歌唱とともに“スマイル学園感”が出ていたと思いました。

また、途中には、新人の会田りかや水野あおいを紹介するクイズ形式のトークコーナーもありました。ガッツリ歌いまSHOW!!なのにコーナーがあったのは意外でした。

後半、「ここまではゆっくりめな曲が多かったのですが、ここからは盛り上がっていきましょう!」という掛け声とともに、事前に練習風景がUSTREAMで公開されていた「放課後バルーン」が歌われました。ステージでは初披露となりますが、古き良きアイドルステージを思い出させつつ、今風にリファインされていて、聴いていてウキウキするような素晴らしい歌、素晴らしいステージでした。ヴォーカルとダンサーを明確に分けたことで、グループ全体としての表現の幅が広がったのかもしれません。誤解を恐れずに言えば、これほど鮮烈なステージは、「清く正しく美しく」(制服向上委員会)、「Dear my teacher」(初代AKB48)、「涙売りの少女」(初代AKB48)に匹敵するかもしれません。やたらとブルータルが芸風が歓迎される今の御時世において、「放課後バルーン」のような素晴らしいステージを観れた幸せに感謝せずに入られません。すべてのアイドルファンにぜひ一度観ていただきたいと強く思いました。曲中の掛け声“エル!オー!ブイ!イー!”をマイクを使わず生声で行なっていたのもまた心を揺さぶります。ファン有志による風船乱舞もステージに華を添えました。
シングルに収録されている「スマイルダイエット〜PiPiLaLa体操」「Liberty〜自由の乙女たち」に続き、やはり事前に練習風景がUSTREAMで公開されていた「自転車のうた」はスマイル学園では今までに無かったようなタイプの曲で、メンバーもファンもタオル振り回して大盛り上がりでした。
最後はテーマ曲ともいうべき「GIVE ME A SMILE」、そして「ラララ スマイル」ではメンバーの約半数が客席通路で舞い踊り、非常にクライマックス感ありました。

アンコールでは、音響トラブルのあった「Believe」を歌い直したり、もう一度「自転車のうた」で盛り上がった後、メンバーによる丁寧な挨拶の後、“原点に戻って”という曲紹介から「スマイル学園」を歌いました。

「放課後バルーン」のインパクトがあまりに強く激しく感動してしまいましたが、この曲は決して突然変異的に発生したのではなく、むしろ、これまでのスマイル学園の芸風そのものが生み出したものといえるかもしれません。
それは、日々の立ち振る舞いにおける品の良さだったり、ゆるくも見えるフレンドリーさだったり、昨今のセンター原理主義にとらわれない適材適所主義だったり、過剰なマーケティングに流されず大切なものはしっかり伝えていく姿勢だったり、良質の楽曲を最大限の鍛錬で作り上げていくステージだったり、そうした、スマイル学園スマイル学園たらしめているひとつひとつが、この「放課後バルーン」にはぎっしり詰まっていて、それは日々のスマイル学園の活動があればこそだと考えます。
最後に“原点に戻って”「スマイル学園」を歌ってるのを観て聴いて、そう思いました。

最近どれも似たようなアイドルばっかでつまんねーな、という人は、最後のつもりでスマイル学園を観てみてはいかがでしょう。そこでは、あなたの知らない、けど歴史の中で受け継がれてきた、アイドルの素晴らしさを感じることができるかもしれません。



※それにしても、どっかで見たような旗ですね(笑)


この日披露した楽曲が収録された1stアルバム「1st Smile」は4月3日発売です。

なお、すでに次の「ガッツリ歌いまSHOW!!」公演が決まっています、が、今度はライヴハウスでの実施でオールスタンディングということです。
有限会社ライブバージョン

■『スマイル学園のガッツリ歌いまSHOW!! vol.5.5 〜↑↑Live House Version〜』

■日時:2013年5月4日(土)10時45分開場/11時開演
    ※約1時間半の公演を予定

■会場:Studio Cube 326 (東京都港区海岸3-2-6)

■料金:2000円(税込)+1ドリンク代500円

■出演:スマイル学園


※急遽ですが、5月4日(土)のお昼に『スマイル学園のガッツリ歌いまSHOW!! vol5.5 〜↑↑Live House Version〜』をstudio cube 326で行ないたいと思います。MCやトークコーナーを少なめにして、アップテンポな曲を中心に90分くらいにまとめる予定です(今までに披露したことのある曲を主に)。スマイル学園にとっては初めての試みではありますが、新たな挑戦だと考えていただければ幸いです。