SKiCCO REPORT

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東京女子流 「東京女子流 SPECIAL LIVE“TGS Discography”Vol.2」 横浜BLITZ(19:00-)

行けたので行ってきた。女子流ちゃん観るのはなんと同じ場所で行われた“TGS Discography”以来。ずいぶん間が開いちゃったなあ。前回が真夏で、今回は3月とは言えまだまだ風が冷たい季節。告知がスパルタンじゃなかったのでそこまでしんどくなかったものの、まあ、寒い。


今回は、アルバム「Limited addiction」全曲ライヴということで、通番TGS12〜の披露。サクっと買って入れるってのが一番良い。何ヶ月も前に予約しろとか言われても困る。それなりの番号でそれなりの場所へ。スタンディングの宿命で前のやつが背が高くて柱みたいなのでその両脇から覗き見るような形。ステージには椅子がおいてあったので、ちょうどあぁちゃん(小西彩乃)の前あたり。はじまってからわかったことだが、めいてぃん(庄司芽生)がほとんど見えなかった。


入場が押した関係か開始も10分ほど遅れた。
アルバムジャケの青と黒の衣装で登場。特に説明とかSEとか無く、前回の“TGS Discography”同様、TGSナンバー順、曲ごとに数秒の説明映像ののち楽曲スタート。
TGS12「W.M.A.D」
TGS13「Limited addiction」
TGS14「Don't Be Cruel」
TGS15「僕の手紙」
TGS16「Regret.」
TGS17「Liar」
TGS18「Rock you!」
ここまで実質ノンストップ。
ステージ中央側で歌い踊る4人は本当に素晴らしくって、特に新井ひとみはまるで太陽のようだった。100万ドルの笑顔ってのが存在するとしたら彼女のことだと思った。一方、足の怪我のため椅子に腰掛けて歌唱するあぁちゃん。決して手を抜いてたとかそういう意味ではないのだけど、特に前半、間奏など他のメンバーのダンスパートになってる時、ほんの少しだけど、さみしそうというか悔しそうというか浮かない表情にも見えた。まあ当然と言えば当然だし、本人が一番悔しいに決まってる。だけど、こうしてステージに出てくることで、少しでもあぁちゃんが前向きになってくれたらいいなと思った。昨今はアイドルに無理させるのが尊いみたいな風潮がある。だけど、リリース前の重要な時期といえども休むべき時にはしっかり休ませる、という女子流スタッフの決断こそ評価されるべきだと思う。あせらずにしっかり治して欲しい。


ここで自己紹介と、バニラビーンズの呼び込み。
TGS19「眩暈 feat.バニラビーンズ」
スタンドマイクで披露。
この後は、ファンの前では初披露の曲。
TGS20「Sparkle」馬跳びの印象が強いけどそれ以外にもダイナミックなダンスというかアクションがあったと思う。すっげえかっこいい曲でドキッとした。5人揃ったらどうなるのか今からワクワクする。
TGS21「追憶」こちらは聴かせるバラード曲。メンバーの表情が悦に入っていて、さっきまで文字通りまばゆいばかりの笑顔だった新井ひとみは本当に泣き出しそうな表情ですげーって思った。歌い終わった後、歌いこんでまだまだ良くなるという意味のことを言っていてこれからが楽しみだ。
最後は、「We Will Win! -ココロのバトンでポ・ポンのポ〜ン☆」すっごい楽しかった。



メンバー退場後、スタッフ佐竹氏が登場し、あぁちゃんの足の怪我について説明。経過は順調で、少しずつダンスも可能になったとのことで、全国ツアーには間に合うんじゃないかという意味のことを言っていた。良かった。



内容的には大満足のイヴェントだった。アルバムが出るからアルバム全曲ライヴをやる。当たり前っちゃあ当たり前のことだけど、それを実行することが大事だし、実行してくれるからこそ、音楽を、ステージを、大切にしてるんだなあってのが伝わってくる。それは、聴き手をバカにしないことでもあるし、であればこちらも真摯に向き合わなければという気にさせられる。
内容が素晴らしかっただけに、女子流こそこういうイヴェントもホールでやってほしいとは思う。無理な体勢で観てたから腰痛い(泣)。




Limited addiction(DVD付A)
東京女子流
CD (2012/3/14)






Limited addiction(DVD付B)
東京女子流
CD (2012/3/14)






Limited addiction
東京女子流
CD (2012/3/14)