SKiCCO REPORT

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JK21、制服向上委員会 「ちょっと遅いバレンタインJK21×制服向上委員会」 初台TheDOORS(19:00-)

どう見ても俺得なイヴェントの2回目。うっかり良番だったのでうっかり最前で観れた。


開演時間になって会場が暗くなると、ステージにまず8人、それから5人が登場した。事前情報で、JK21側にしげさん(宮繁恵梨)が来てるのは知ってたから8人ってのはわかるんだけど。
パッと明るくなって、「バレンタイン・キッス」(渡り廊下走り隊7)からスタート、ってまあ曲はお約束もいいところなんだけど、メンバー観て、もう今日楽しい予感しかしなかった。しげさんはなんかおしとやかな印象だった。
SKi側の参加メンバーは、小川杏奈、清水花梨、香取優花、宮野愛沙、森朱里。ウィズJK21。すなわちステージ上に観たい人しかいない。どこ観ても好きなメンバーしかいない。これで楽しくないわけがない。SKiとかこの5人ならももクロZとか女子流とかと五番勝負できるレベル。って五番勝負って言いたいだけですいません!


SKiもJK21も制服っぽい衣装で、歌合戦っぽく?進行。
まずはSKiが「チョコあげる」。恒例のチョコぶん投げ大会。去年の今頃も見た光景だけど、あの時は、まさか再びSKiに通うことになるとは思わなかった。でも今すごい楽しい。
JK21は「チョコレイト・ディスコ」(Perfume)。途中でメンバーがステージから降りてきてチョコ配ってくれた。俺はおが(小笠原裕子)からもらえたよ。わーい。今日のおがは髪型がストレートロングでなんだかちょっと大人っぽかった。メンバー客席めぐってチョコ配ってたはずなのに、しげさんとかはなぜかまだ両手にチョコ持ってる上に、いつのまにかSKiリーダーあんちゃん(小川杏奈)が混ざっててすげえ笑った。アクシデントなのかどうかもわからなかければどういうつもりだったのかもわからない。この自由さが最高すぎる。


それぞれのライヴコーナー。まずはSKiが8曲連続で披露。選曲がすごい良かった。「うちまたブギー」「恋・青春・少女」「名もなき声に」といった最近のキラーチューンをガンガンぶちこむ一方、新曲の「きりん」「SAVE THE CHILDREN」のようなSKiらしさも忘れずに。俺は初めて聴いた新曲「は〜い」がいくつもあるSKiらしさを引き出す良い感じだった。イントロのあたりのポーズが好き。いや〜SKiすごいな〜JK21のファンにもアピールできる曲ぶつけてきたな〜と感心してたら最後に「ダッ!ダッ!脱・原発の歌」でちゃぶ台ひっくり返された。まあそこまで込みでSKiだからしょうがない、泣。


とか言ってたら、なんと持ち歌交換コーナー!なんと!しかもSKiが歌うのは「恋のキセキ」、JK21は「うちまたブギー」!俺のリクエスト通りになってしまった!これで喜ぶなという方が無理だわ。
両グループとも今忙しい時期なのに、ちゃんと曲の趣を表現してた。SKiの「恋のキセキ」は、2番のBメロで掛け合いながら左右に展開するあたりの振りとか超好きなんで嬉しかった。JK21の「うちまたブギー」も、大サビ前のダンサーパートのターンとかすごい好きだけどそれもきっちりやってたし。練習時間がそんなに取れたとは思えないけど、さすがというか、こうして持ち歌交換実際やってみてあらためて感じたけど、ステージにおける両グループの共通点は思った以上に多いのかもしれない。まあ今こうやってちょっと冷静に書いてるけど、観てる間はとにかく幸せ感じまくってた。俺が。


そして、JK21のライヴコーナー。最初はチャイナ風衣装で「失恋ちゅーか」衣装も振り付けもナーバスバットグラマラスで、良い意味でJK21のイメージを壊された。これは度肝抜かれるわ。あゆみん(松田歩実)とかじょーじ(城島ゆかり)とかがナーバスビーナスで目のやり場に戸惑うレベル。衣装チェンジのときにももな(新垣桃菜)が番長(碧みさき)の靴を間違えて履いてくるという一幕もありつつ(笑)、「恋のキセキ」「涙目ピースサイン」「わたここ」「天使と悪魔」「I・愛 KANSAI」「Wonder cafe」とJK21の良さがわかる良曲佳曲イイキョク連発。不動のセンターきゅうりな(田中梨奈)さんが一段と魅力的になっていた。半年くらい前はぶっちゃけどうかなと思う時期もあったけど、輝き取り戻してる感ある。あかりん(竹内星)は髪から汗したたってた。汗っかきだったのね。ってか、「I・愛 KANSAI」のときの横に飛び出る動きとか人一倍動いてる印象。最後に、今日東京初披露らしいニューシングル「七色リアル」は新体操っぽいリボンを取り入れた曲、と事前に情報は知ってたものの、いざ観てみたら予想以上に曲に合ってるというか、小道具の域を超えて完全に振り付けと一体化してるって文字で書くと当たり前に見えるけど、うーん、これは観てもらうしかないというかできるだけたくさんの人に観て欲しい。JK21の曲ってのは「I・愛 KANSAI」みたいなステレオタイプ関西曲と、「恋のキセキ」に代表される純情青春曲と、それらが絶妙に組み合わさってる曲って印象だったんだけど、「七色リアル」「失恋ちゅーか」は今までのJK21とは一味も二味も違うところを見せつつ、それでいてエキセントリックに奔らない、まっとうにカッチョイイ曲ってのが素晴らしい。うまくまとまらないけど、とにかく、一人でも多くの人にJK21の新曲を観て聴いて欲しい。


終演後の物販握手会(サイン会)でちょっと聴いた話。しげさんはSKiのメンバーの「恋のキセキ」を見て、がっつりスカート押さえてるのがかわいいって言ってた。その「恋のキセキ」でカトリーヌ(香取優花)はCメロのきゅうりなソロパートやって楽しかったけど緊張したって言ってた。


本当に楽しいライブだった。楽しいというか幸せな時間だった。最高すぎた。2012年時点で地上最強の2グループを観た気分だ。
素晴らしすぎるだけにさらに欲を言わせてもらえば、エンディングにみんなでもう1曲歌うか、歌う時間無いなら、全員揃ってカックラキンのエンディングみたいに一言二言感想言い合ったりするとスペシャル感がより一層増すんじゃないかと思った。