SKiCCO REPORT

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名盤は2秒でわかる説




俺のHR/HM好きの知人が言ってたのが「名盤は2秒聴けばわかる」。HR/HMに限らず、アルバムの1曲目は極めて重要だ。そして2秒というのもあながち誇張や比喩ではない。確かに1曲目の最初のワンフレーズの出だしだけで「おぉ!スゲー!」って思ったらだいたいほぼ名盤。もちろん1曲目だけいい可能性もあるし、逆に2秒聴いてイマイチだったからといって駄作と決めつけるのもナンセンスだ。とはいえ、名盤と呼ばれる作品は最初っから最後まですばらしい、ということを考えれば、「名盤は2秒聴けばわかる」というのはやはりかなりの確率で当たってるのではないか。「そりゃ単に1曲目でバイアスかかってるだけじゃね?」と自問もするが、そんな楽しいバイアスならウェルカムかなと思わんでも無い。



1曲目がOvertureだったりすると、基準は2曲目になる。アルバム単位での評価となれば、楽曲そのもののクオリティはもちろん、曲順や構成、あるいはジャケット(アートワーク)、そしてそれらの土台あるいは共通項になるコンセプトが極めて重要になってくる。この場合のコンセプトとは、ライナーノーツで「今回のアルバムは北欧神話を元にしてうんちゃら」とかいう類いのみならず、聴いた人、聴こうとしている人に与えるイメージ全般であろう。でも決めるのは2秒。短くも深淵なる2秒。このときの「おぉ!スゲー!」って感覚は他の何者にも代え難い喜びだ。


なんで突然こんなこと書いたかというと、AKB48TeamB 3rdStage「パジャマドライブ」公演を初めて観て、思い出したから。オープニングの小芝居の後、1曲目の2秒でこの公演はアリだと確信し、終演までそれが裏切られることは無かった。AKB48の公演ってのはあれはアルバムだよなと誰かが言ってたが、やはり1曲目重要だなあとあらためて思った。